本日、手研ぎ教室が開催されました。
講師はこの方、sharpening four 代表の戸谷祐次さんです。
戸谷さんは普段はナイフビレッジで、刃付けや研ぎ直しをされている職人さんです。
朝一番に、名古屋から参加されたご夫妻がいらっしゃいました。
戸谷さんの丁寧な指導により、研ぎの技術と知識を身に付けられました。
そして、30年来の菜切り包丁が蘇りました。
チラシもするすると切れる程です。
奥様は三徳包丁を研がれました。
こちらのダマスカス模様の三徳包丁は、関刃物センターでご購入されたそうです。
今回の指導を受けて、小刃(刃先の先端)だけでなく、鎬(平と切り刃の境目)まで研ぐ重要性が分かったとのこと。
しかし、切れ味と引き換えに、ダマスカスの模様が薄れてしまうのが残念と仰っていました。
ダマスカスの模様は研いだ時だけでなく、硬いスポンジで洗うだけでも薄れてしまうのです。
では、美しいダマスカスの模様を楽しめるのは、最初の頃だけなのでしょうか?
戸谷さんにお話を伺いました。
「研ぎ直しだけですと、どうしても模様は薄れてしまいます。しかし、製造元へ持って行き、模様を出したいという希望を伝えて頂ければ、模様を再び出すことは可能です。」
永くダマスカス模様を楽しめるのは嬉しいですね♪
ちなみに本日参加されたご夫妻は、昨年トントンカンカン教室にも参加されています。
また、名古屋から何度も足を運んで頂き、現在所持している越前打刃物は、トントンカンカン教室で作ったペティナイフを含めると、なんと6丁!!
名古屋でもお友達に越前打刃物を宣伝して下さっているとこのと、本当にありがとうございます。